【ベトナム】ハノイ・ホーチミンでファミリーマート設立へ【コンビニ】
ベトナムに駐在、在住されている方、朗報です。ついにベトナムでも24時間営業の日本の小売店(コンビニ)が設立されることになりました。その第一走者となるのがファミマことファミリーマートさんです。ファミリーマートは伊藤忠商事とベトナムのPhu Thai Group Joint Stock Companyと共に設立にあたり、8月中旬にVina FamilyMart Co.,Ltd.として事業開始を予定しているのだとか。(ということは店舗設置自体はまだ後になるのかな??)場所はハノイとホーチミンの2カ所。
どちらにせよこれはベトナムにとって大変大きな前進だと思います。今までは安全面や需要面等で見送りにされてきたのですが、私の第四の故郷上海でも、近年外資系、中国系を問わず24時間営業のコンビニ設置がますます拡大しています。それに併せて自動販売機の設置も上海を中心に広がっています(まだ比較的安全な場所だけですが)。コンビニの設置もそうですが、これはその地方の民度、道徳、安全性、重要等が高いということを表しています。今までのアジア諸国に於いて、自動販売機の設置は「壊されて釣銭を奪われておしまい」というのが至極当たり前の認識でした。もちろんこの認識も間違いではありませんし、未だ多くの地方では自動販売機の設置はやはり支持されていません。そんな状況下で今回はベトナムがコンビニ設立に臨むということで、店舗が設置された暁には是非利用してみたいところ。これで日本のカップ麺等が簡単に手に入るようになるんですね。(ちなみに上海のコンビニでは揚げ物やおでんの販売もやっており、日系食品も多く取り扱っています。)
しかし一つ気になる問題があり、それは日本でも3.11の東日本大震災を口火に謳われ続けている「電力」の問題です。ご存知の方も多いと思いますが、ベトナムはとにかく停電が多い国です。電力需要が多くなれば、電力会社は否応なしに電力供給を一時遮断してしまいます。コンビニが一度設置されれば、その利便性や快適性からコンビニへの需要は拡大の一途をたどるでしょう。しかし24時間営業のコンビニだけに、店舗を増やせばそれだけ停電へのリスクが高まります。深夜に蛍光灯で煌煌と照らさせている店内はまさに安心と安全の象徴と言えますが、電力問題をクリア出来なければやはり昔のセブンイレブンの様に7時~23時という“営業時間”を設けることになるのでしょうか。
伊藤忠商事、ファミリーマート、ベトナムで合弁会社を設立 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
≪以下余談≫
さて、この調子でベトナムも自動販売機等を設置していければいいと思うのですが、紙幣が主となり流通しているベトナムではそれは実現できないかもしれませんね。紙幣のみ受け付ける自動販売機もいいのですが、何しろ流通しているその紙幣がぐちゃぐちゃなので機械も通ることはないでしょう。
因みに上海での外資系コンビニの名称(表記)は以下の通り
★セブンイレブン…seveneleven
★ローソン…罗森(羅森) luo-sen
★ファミリーマート…全家 quan-jia
さて、次はマクドナルドさんに来てもらいましょうか。
ベトナムニュース , 生活・観光記事一覧. 2 comments
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おめでたい!ベトナムがどんどん発展して日本と親交深くなると嬉しいなあ。
返信遅れて失礼。
近い将来そうなると思うよ。
飛行機5時間、時差2時間でそんなに遠くないから今度おいでよ^0^