ベトナムで金の売買はかなりの綱渡りらしい。
先日当サイトで知り合った一人のベトナム人とSKYPEでお話した。
話の内容はビジネスのことから国際結婚のことまで、とにかくベトナム関連のことは一通り話しました。その時に「ベトナムでの金の売買」について話題があがり、結構興味深かったのでご紹介。
ベトナムでは金の売買が中止されたことについては以前の記事で述べた通りですが、今回話したのは「もし金の売買が発覚したら」ということです。
悪事を働いてそれが発覚した場合、普通はそれによって得たお金が没収され、更に罰金も科せられたりしますよね。ですが、ベトナムの場合は些か対応が違うそうです。聞くところによると、もしも金の売買が発覚すると、ベトナム政府は「この店は金の売買によって得た店だ」とか「この車、この家は金の売買によって得た物だ」等とあれこれと難癖をつけて、当事者の資産を根こそぎ没収する可能性があるそうです。もちろん金の売買が禁止された時期と、それらの資産が出来た時期を割り出せば、どれを没収すべきなのかは判明するはずなんですが、とかく没収・押収好きなベトナム政府ですから、あれこれ難癖つけてくるというわけです。
まぁ、そもそも法律で禁止されたのですから、それに背かないに越したことはないんですけどね。
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